クイックスタート
共通の設定
- Vellにサインアップ後に、ダッシュボードに移動します。
- アカウント タブを開き、
Auth Key
の値をコピーし控えておきます。
ここではNode.jsの設定例をガイドします。
バージョン18.0以降を前提としています。
Node.js側の設定
- ここでは最小構成の一例だけ記載します。
payload
の型はこちらを参照してください。send
を実行するとpayload
の内容でメールが送信されます。実際に試してみる場合、to
は自分のメールアドレスに置き換えて実行してください。
ここではPostmanでの設定例をガイドします。
- Postmanに移動し、ワークスペースを開きます。
- 下記の画像の
インポート
を開き、URLをペーストする欄に以下のURLをペーストします。 - Vell APIのエンドポイントやスキーマがインポートされます。
変数
のタブでapiKey
の値に先ほどコピーしたAuth Key
を入力します。 ボディ
にはスキーマが設定されているので、各フィールドを入力後に送信
を押すと、下部のレスポンス
に結果が表示されます。
ここではヘッドレスCMSのmicroCMSの設定例をガイドします。
microCMS側の設定
- microCMSに移動しましょう。アカウントは作成済みとします。
- サービス管理画面でサービスを追加します。
1から作成する
を選び、サービス名はemail
としましょう。後から変更できます。 - APIを作成します。
自分で決める
を選び、API名はメール
、エンドポイントはemail
、APIの型はリスト形式
にしましょう。 - APIスキーマを定義します。ひとまず
subject
とbody
とhtml_to_md
だけ定義して保存します。 - カスタムフィールドを作成します。名前とIDは
address
にします。そしてemail
とname
フィールドをそれぞれテキストフィールド
で定義して保存します。 レイアウトはどちらでもいいので、とりあえず1カラムにしましょう。 - APIスキーマを設定する画面に戻り、
to
フィールドを作りましょう。種類は繰り返し
にし、先ほど作ったaddress
を選択します。そして変更を保存します。 - ではメールを作成します。コンテンツの追加を選び、編集画面に移動します。まずは
html_to_md
をオンにして、あとは自由に入力してください。to
のemail
に入力したメールアドレスにメールが届きます。とりあえず自分のメールアドレスを入力して下書き保存
を選択します。 - API設定の画面に移動し、
Webhook
を選択します。追加
を選び、種類はカスタム通知
にしましょう。 - POSTリクエストを送信するURLに
https://vell-letter.com/api/push/v1/
を入力します。 その下のカスタムリクエストヘッダー
にふたつのヘッダーを追加します。ひとつはKeyはauth-key
、Valueは先ほどVell側で控えたAuth Key
を入力します。 ふたつ目はKeyにcontent-path
、Valueにはcontents.new.publishValue
と入力します。これは送信されるリクエストボディ内でのコンテントの位置を表します。 - 最後に、先ほどの編集画面に戻り、
公開
を押します。入力したメールアドレス宛にメールが届けば成功です。到着までに長ければ数分かかる場合があります。
ここではヘッドレスCMSのNewtの設定例をガイドします。
Newt側の設定
-
Newtに移動しましょう。アカウントは作成済みとします。
-
スペースを追加します。スペース名とIDは自由につけてください。スペースを作成後に管理画面を開きます。
-
まずは「APPを追加」を選択します。そして「タイプを選択して追加」を選び、最後に「CMS App」を選んで「追加」を押します。
-
App名とApp UIDを入力します。両方とも
email
にして作成しましょう。 -
モデルを作成します。モデル名とUIDはとりあえず
schema
にして作成します。 -
ではフィールドを定義します。まず右上の
テキスト
を選び、subject
を追加します。 -
次に
マークダウン
を選び、名前とIDをbody
にして追加します。 -
次に
チェックボックス
を選び、名前とIDをhtml_to_md
にして追加します。 -
次に右下のカスタムフィールドタイプの追加ボタンを押します。名前とIDは
address
にします。そしてemail
とname
フィールドをそれぞれテキスト
で定義して保存します。 -
追加された
address
を選び、to
フィールドを作りましょう。このように設定して追加します。 -
右上の「保存」を押してここまでの操作を保存しましょう(これをしないと保存されないので) ではメールを作成します。左上の戻る矢印アイコンを押して、先ほどの
email
App画面に戻ります。投稿を追加を選び、編集画面に移動します。まずはhtml_to_md
をオンにして、あとは自由に入力してください。to
のemail
に入力したメールアドレスにメールが届きます。とりあえず自分のメールアドレスを入力して保存
を選択します。 -
スペース設定の画面に移動し、
Webhook
を選択します。Webhookを作成
からスクラッチで作成
を選びます。 -
名前は自由につけてください。次にPOSTリクエストを送信するURLに
https://vell-letter.com/api/push/v1/
を入力します。通知対象
のリソース
は先ほど作ったemail
のschema
を選びましょう。イベント
は公開
にします。 その下のシークレットヘッダー
にふたつのヘッダーを追加します。ひとつ目にKeyはauth-key
、Valueは先ほどVell側で控えたAuth Key
を入力します。 ふたつ目はKeyにcontent-path
、Valueにはdata
と入力します。これは送信されるリクエストボディ内でのコンテントの位置を表します。 最後に、ペイロード
には{"data": "{content}"}
と入力して保存しましょう。 -
最後に、先ほどの編集画面に戻り、
公開
を押します。入力したメールアドレス宛にメールが届けば成功です。到着までに長ければ数分かかる場合があります。